英検準1級合格者がオススメする試験対策 - Listening 編 ー

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今回は英検準1級のリスニング対策についてまとめてみました。

年3回の数少ない英検試験日にアップしている時点で時すでに遅しって感じですが。笑

ちなみにリーディングについては”英検準1級合格者がオススメする試験対策 - Reading 編 ー“という記事にまとめてありますので、よろしければご覧ください。

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Listening – リスニング

リスニングの試験内容は下記の通りです。時間は約30分です。

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リスニング 会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
12 会話文 4肢選択
(選択肢印刷)
文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
12 説明文など
Real-Life形式の内容
一致選択
Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
5 アナウンスなど

受験された方はご存知でしょうが、試験時間120分で90分たった時点でアナウンスと共にリスニング試験が開始されます。

それまでにリーディング、ライティングをキチンと解いておくと、問題の先読みができるのと、メンタル面で準備できるのでアドバンテージになると思います。

ただ先読みできなくても大丈夫です。

私の場合は、時間いっぱいまでライティングのエッセイ書いててテンパったまま解きましたので。笑

【参考サイト】日本英語検定協会HP 準1級の試験内容

TOEICのリスニングとの違い

ざっくり言うと以下の3点です。

  • 問題数が少ない
  • 試験中もメモをとれる。
  • 選択肢がシンプル

問題数が少ない

問題数は29問でTOEICの100問と比べるとだいぶ少ないです。

なのでTOEICに慣れている人にとっては集中力が持続しやすいので、アドバンテージになると思います。

試験中もメモをとれる。

英検は問題用紙への書き込みが認められているので、問題の音源が流れている間にメモを取ることが可能です。

ただ、これは必ずしもアドバンテージかというとそうでもないです(^_^;)

私の場合はメモしてる間に聞き逃すってのが多々あったので、ほぼメモしませんでした。

この条件を有利にしたい場合は、普段から英語でメモとるなどの工夫をしておく必要があると思います。

とにかく本番で行き当たりばったりでメモとるのはオススメしません

選択肢がシンプル

誤解を恐れずに言えばTOEICのひっかけに近い選択肢と比べると、英文もシンプルで内容を把握しやすいです。

TOEICの場合、選択肢の意味を理解することすら難しい問題をたびたび見かけますが、英検の場合はその傾向が少ない気がします。

ただ、今後試験内容が難しくなる可能性もありますのでご注意ください

1. 会話の内容一致選択 12問

これは2人の会話文を聞いて4つの選択肢から、英語でアナウンスされた問題から一致した内容を選択する形式です。

TOEICと違う点は、問題文が掲載されていない点です。

なので、会話文が終わった後も何を問われているのか?をキチンと聞く必要があります

話される内容は日常使われるような、スケジュールの確認やお店でのやりとりなどです。

正直TOEICに比べるとシンプルですし、理解しやすいと思います。

TOEIC同様、できれば問題の合間に次の問題の選択肢の先読みをしておくと次の問題の会話内容の予想がしやすいです。

ただ先読みできなかったからといって焦る必要はありません。一番まずいのは焦って自滅することなので、自分のペースで淡々と解くことが大切だと思います。

オススメのテキストと対策法

すべての問題に言えますが、まずは過去問がバイブルです。

なので、解説が充実している問題集を繰り返し解いて問題に慣れることが一番の近道になります。

英検準準1級 過去3回過去問集

英文をまずはディクテーションして、聞き取れなかった箇所を洗い出した上で、精読して内容をキチンと理解しましょう。

さらに、音読リピーティングをすることで瞬時に理解できる瞬発力を身につけることで正解率が必ず上がります。

【関連記事】英語学習の第一歩!音読の効果と注意する点!

公式TOEIC Listening & Reading 問題集2

この本も同様にディクテーションから、リピーティングなどをすることで必ず英語力が伸びると思います。

2. 文の内容一致選択 12問

正直ここが一番の難関です。

100ワードくらいの比較的長い問題文がアナウンスされた後、それぞれ2問出題されるので、選択肢から正解を選ぶ形式です。

1分近いナレーションの間、内容を把握しないといけませんし、話される内容もアカデミックなものがあり、結構難解です。

固有名詞や年号なんかもガンガン出てくるので、普段からこういった内容に触れていないと解くのは難しいと思います。

しかも、長い問題文の割りに出題される箇所はピンポイントだったりするので、全体を把握しつつ、キーになりそうなワード(固有名詞、年号)などはメモを取ったりするのがいいと思います。(ちなみに私はここでもメモとりませんでしたけど。笑)

オススメのテキストと対策法

このセクションも同様に過去問を重点的にやりましょう

語彙もなかなか手ごわい単語が出てくるので、スクリプトを読んで内容およびわからない文法、単語をクリアにした上で、リピーティング音読を繰り返して問題に慣れておきましょう。

過去問の他にオススメな本も紹介しておきます。

速読英単語1必修編

こちらの本もアカデミックな英文がたくさん掲載されているので、読んでても普通に面白いと思います。

使い方は他と一緒です。

ディクテーション精読リピーティングの順番です。

私の場合はいまだに移動中などにリピーティングと暗唱を続けています。

唯一の欠点は音源CDが別売りなことです…。

速読英単語1必修編CD

3. Real-Life形式の内容一致選択 5問

ここまでくれば終わりももうすぐです。笑

最後はラジオや駅、空港などのアナウンスに対して正解を選ぶ問題です。

TOEICで言えばPart4にあたる感じでしょうか。

英語の難易度的にはそれほど難しくないと思うので、例のごとく過去問で慣れておくのが一番の攻略法となります。

そんなワケで、追加となるオススメ教材はありません。笑

まとめ

今回は英検準1級のリスニング対策をご紹介しましたがいかがでしたか?

やはり試験に受かるためにはその試験の問題になれておくことが一番の対策です。

ただ聞くだけではなく、リピーティングや音読を繰り返すことで必ず地力がついてきますので、試験に向けて計画的に取り組んでみてください!

Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is.

That’s why, I am learning English.

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