今回は英検準1級のライティング対策についてまとめてみました。
”英検準1級に合格したので今までのスコアと比較してみる”という記事にあるとおり、750点中517点(得点率68.9%)と正直、私のライティングの点数はよくないです(^_^;)
ある意味足を引っ張ったライティングですが、私の反省点も含めて対策法を考えてみましたのでよろしければご覧ください。
ちなみにリーディングとリスニングの対策については、”英検準1級合格者がオススメする試験対策 - Reading 編 ー“、”英検準1級合格者がオススメする試験対策 - Listening 編 ー“という記事にそれぞれまとめてありますので、よろしければこちらも合わせてご覧ください。
Contents
Writing – ライティング
ライティングの試験内容は下記の通りです。
測定技能 | 形式・課題 | 形式・課題詳細 | 問題数 | 問題文の種類 | 解答形式 |
---|---|---|---|---|---|
ライティング | 英作文 | 指定されたトピックについての英作文を書く。 | 1 | (英作文なので問題文はない) | 記述式 |
筆記90分の間にリーディング41問と英作文の記述を行う必要がありますので、時間配分も大切になってきます。
60分でリーディングを解き終わって、英作文に30分かけることができるのが理想的だと思います。
リーディングに思いのほか時間かかったとしても、見直しの時間なども考えると最低でも20分は英作文に時間をとっておくべきだと思います。
なので事前に過去問や、予想問題集で時間配分含めて確認しておくことが必須です。
どうやって英語で文章を書くのか?
そもそもライティングは独学で学習していると一番対策が難しいと思います。
私が不真面目な学生だったせいもあるでしょうが、学校で英文のライティングについて習った記憶がそもそもありませんでした。笑
なのでまずは、英語で文章を書くにあったって必要な基本的なルールを知っておくことが必要だと思います。
そして何よりも英検で出題されるテーマについて、「英語で文章に書くことに慣れる」ことが重要になってきます。
私の場合、試験前には1週間に1本、過去問に出てきたテーマで英語でエッセイを書く練習をしていました。
英検での本番を想定して制限時間を設定した中で、ひたすら書いて、慣れておくことが一番の対策になります。
1. グローバル時代を生き抜くための ハーバード式英語学習法
この本は英語ライティングの基本ルールを説明した本です。
筆者はハーバード大学でMBAを取得し、GABAマンツーマン英会話を設立した青野仲達さんです。
なかなか日本人に馴染みのない、「どのようにして英語で文章を書く」のか、という物を簡潔に説明しています。
注意点としては、この本は文法の解説本ではないことです。つまり「英語力をアップさせる本」ではなく、「いまある英語力で分かりやすい文章を書く方法を解説する本」です。どのように英語で文章を書くのか、どのように話を展開していくべきか、ということをわかりやすく説明している本です。
日本語の「起承転結」ではないですが、英語においても話を展開する基本的なルールがあります。
よく言われるように、「英語は結論が先」であり、じゃあその結論を補完するためにどのように話をロジカルに展開していくべきかと言う事がわかりやすく解説されています。
私自身、仕事で英文書くときはこの本に書かれている内容を意識して書いていますし、英語でビジネス文書を書くときには非常に役に立つと思います。
短い本なので、先にこの本で英作文の基本ルールを学んでおくことをオススメします。
英文添削サービス
「じゃあ書いた英文の添削どうすんの?」って話になりますので、私が利用した英文添削サービスをご紹介します。
2. HelloTalk
「あんまりお金かけたくないよね…。」って人にオススメなのが、ネイティブとチャットできるHelloTalkというアプリです。
これは他言語に興味のある外国人同士がやりとりできるSNSで、英語にとどまらず、中国語、韓国語、スペイン語など様々な言語を話す人たちと簡単に繋がることができます。
このアプリは自分のタイムラインに英語で投稿すると、文法や単語の間違いなどを他の人が添削してくれる機能があります。
この機能を使って、書いた英検用のエッセイを直してもらうのも非常に有効だと思います。
ただネイティブではない人たちが添削した場合、正確かどうかわからなかったり、場合によっては誰も添削してくれない場合もあります。笑
ここら辺は無料アプリなので仕方ないと割り切りましょう(^_^;)
このアプリは海外の人たちとも仲良くなれるので、外国人の友達が欲しい人にもオススメです。
3. 英会話スクールのベルリッツ
私が通っていたマンツーマン英会話のBerlitz(ベルリッツ)は受講生なら無料でネイティブの先生が英文を添削してくれるサービスがありました。
このサービスを利用するのも非常に有効だと思います。
先にご紹介したHelloTalkと違い、Berlitzの講師が添削するので正確性は問題ないと信じています。笑
私の場合は、HelloTalkで添削してもらい修正した英作文を最終チェックしてもらったりしていました。
問題点は当然Berlitzの受講生じゃないと、添削してもらえない点です。
有料になってしまいますが他にも、英文添削アイディーという英文添削をしてくれるサービスもあるので利用してみるのも手ではないでしょうか。
4. ネイティブとのカフェレッスン
私は2016年9月から2017年3月までの約半年の間ネイティブ(カナダ人)とカフェレッスンをしていました。
名前そのままですが、友達に紹介してもらった外国人の先生と街中のカフェやファミリーレストランなどで1時間レッスンしてもらっていました。
当初の目的は発音チェックしてもらうことでしたが、英検について話しているうちに先生から「エッセイ添削してあげるよ」ってことで、毎週1本書いていました。
レッスン内で、エッセイの音読で発音チェック、エッセイの添削、さらに時間があればエッセイテーマについてディスカッションまでやる、1度で3度おいしいレッスンとなっていました。
当然、英会話のトレーニングにもなりますので、オススメなんですが、いかんせん信用できる先生を確保するのが難しかったりします。笑
カフェレッスンはあくまで1対1でレッスンフィーやスケジュールを交渉する必要があるので、相性が悪かったりするとなかなか続かなかったりします。
私の場合は友達に先生を紹介してもらいましたが、身近にそういったコネクションがない方には、日本にいる外国人でマンツーマンレッスンを提供している先生を紹介する登録サイト、ハロー先生ドットコムなどもあったりしますので一度試してみるのも手ではないでしょうか。
まとめ
今回は英検準1級のライティング対策について書いてみましたが、いかがでしたか?
繰り返しになりますが、英文を書くことに慣れるのが一番の対策となります。
実際に制限時間を設けて書いた英文を添削してもらうことで、少しづつ力がついてくると思います。
今まで英文を書いてこなかった人は苦手意識があるかもしれませんが、事前対策することで必ず克服できると思いますので、地道にトレーニングしていきましょう!
Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is.
That’s why, I am learning English.