なんかラノベみたいなタイトルになってしまいましたが、今回は私の6年間のTOEICの実績から、スコアと勉強時間の関係を考察してみたいと思います。
2010年10月から2016年11月までに20回受験して総得点は12,395点でした。(響き的にすごそう)
面白くない冗談はさておき(なら言うなよ)、今回の記事のために自分の記録を改めて見直してみました。
TOEICの点数は勉強時間に比例するって仮定していたのですが、実はそうでもない印象です。(ただこれにはカラクリがあるのですが。)
ちなみに騙す気はないので先に言いますが、私が900点取ったのは現在の形式(2016年5月~)になる前です。
当然、現在の形式になる前に900点を取ることを目標にして逆算して勉強しました。有言実行です。(一発クリアとは言ってない。)
このあたりのお話は別の機会に譲ります。
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TOEIC実績 - 2010年10月~2016年11月 –
見づらい表で申し訳ありませんが、まずはご笑覧ください。
受験回数 | 受験月(年/月) | スコア(L:/R:) | 勉強時間(h) | IP / 公開 |
1 | 2010/10 | 340(200/140) | 0 | IP ※初受験 |
2 | 2011/ 5 | 420(280/140) | 0 | IP |
3 | 2011/7 | 395(270/125) | 76 | 公開 |
4 | 2012/10 | 400(295/105) | 477 | 公開 |
5 | 2013/1 | 460(270/190) | 601 | 公開 |
6 | 2013/5 | 430(270/160) | 846 | IP |
7 | 2013/7 | 510(285/225) | 961 | 公開 |
8 | 2013/9 | 475(310/165) | 1,044 | 公開 |
9 | 2013/11 | 495(240/255) | 1,162 | IP |
10 | 2014/5 | 515(315/200) | 1,518 | IP |
11 | 2014/9 | 640(350/290) | 1,738 | 公開 |
12 | 2014/11 | 660(375/285) | 1,881 | 公開 |
13 | 2015/1 | 840(470/370) | 2,031 | 公開 |
14 | 2015/7 | 780(420/360) | 2,431 | 公開 |
15 | 2015/9 | 775(395/380) | 2,594 | 公開 |
16 | 2015/11 | 855(455/400) | 2,767 | IP |
17 | 2015/12 | 900(450/450) | 2,857 | 公開 |
18 | 2016/1 | 840(440/400) | 2,934 | 公開 |
19 | 2016/5 | 805(440/365) | 3,228 | IP |
20 | 2016/11 | 860(455/405) | 3,706 | IP |
*勉強時間は受講月の前月末時点の時間(例:受講が5月だったら4月末時点の勉強時間)
TOEICのスコアと勉強時間の考察
上の表にある初めて受験した2010年10月の340点から、2014年5月の10回目の515点まで、私は「英語上達完全マップ10ヶ月やってみた」(以下、「10ヶ月やってみた」)に沿って勉強してきました。
逆に言えばその期間はまったくTOEICの対策はしませんでした。
当時の私の理想は「10ヶ月やってみた」を実践し、まさにその通りにTOEICの点数を上げることでした。
残念ながら砂上の楼閣でしたが。。。
この失敗から3つのことに気づきましたので、勉強法で悩んでる方などの参考になれば幸いです。
【参考サイト】
1.”ガムシャラにやるだけ”では力は伸びない
既にご紹介したとおり、当時はいかに「10ヶ月やってみた」を忠実に再現する事にこだわり過ぎていました。
それこそ「”英語耳“から、”音読パッケージ“、”瞬間英作文どんすらぽん3部作”(おかわり含む)、果ては名著(迷著?)として名高い”英文解釈教室“まで」やりました。
あまりの熱の入れっぷりに、本気で廃盤になってるシリウスをプレミア価格で買ってやろうかと思うくらいに忠実にやってました。
そしてやってみたの管理人同様1,500時間勉強した私のスコアは515点でした。
この時が、一番しんどかったです。
ただ現実に頭をぶん殴られて気づいたことがあります。
「俺のやり方間違ってるわ…。」(遅すぎる…。)
結果出してる人もたくさんいますが、とにかく「10ヶ月やってみた」は私には合わなかったのです。
【参考サイト】
2.TOEICのスコアをあげたいならTOEICの教材を使う
さて、根本的にやり方変えなきゃってなった時にとにかくネットで情報収集しました。
自分から情報を取りに行く姿勢って何事においても大切です。もちろん英語でも。(それ自体が目的になっちゃうと考えものですけど。。。)
いろんなサイトで情報を集めたんですが、”真実はいつもひとつ“(身体は子供、頭脳は大人の天才探偵)。
TOEICの点数を上げたいならTOEIC向けの教材を使えって話です。
公式問題集もいいですし、信頼できる神々(満点ホルダー陣)が造られたTOEIC向け教材を使用してください。
間違いないです。
TOEICに全パラメータ(学習時間の事です)ふったら約500時間/7ヶ月 1ヶ月あたり平均70時間で515点→840点まで行きました。
ちなみに私のバイブルはこちら。
個人的にヒロ前田先生のテキストは勉強法も紹介してるので、初心者の方にもオススメできます。
勉強法に関しては度々ご紹介してますがツウさんのサイトを見ておけば、これまた間違いないです。(勉強法はアウトソーシングするスタイル)
【参考サイト】
3.800点と900点はやっぱり壁がある
まぁ840点はまぐれだったってのがその後すぐに証明されてる訳なんですが、ここで調子こいちゃうのが私の悪いところ。
「あれ、この調子なら900点すぐ超えれるんじゃね?」って勘違いをします。
結局、900点取るまでにそこから800時間(約1年)かかりました。
800点が安定して出るようになったとしてもやっぱり900点とは高い壁を感じました。
理由としては、「リスニング、リーディングどちらも安定して高得点を取る必要がある」ためだと思います。
私の場合、840点はたまたまリスニング大爆発で470点取れたので、苦手だったリーディングが370点と400点を下回っていてもなんとかなりましたが、900点を目指すならどちらか苦手があると正直かなりキツいと思います。
900点を目指すならやはりリスニング、リーディングでバランスよく得点できるように苦手分野をつぶしていく地味な勉強が必要になってくると思います。
結局必要な点数って?
It’s up to you! あなた次第です!(うざい)
ネイティブと結婚してても600点台の知り合いもいますし、私のように900点あっても話すの苦手なやつもいます。
TOEICのスコアなんてそんなもんです。数字でしかないです。(震え声)
正直、日本や韓国、その他の一部の国を除いてドマイナーな試験ですから。
現在の日本ではTOEICスコアを過大評価しているので、ビジネスとしてもかなりおいしいと思います。(その結果が当サイトのような英語学習関連のサイトが乱立してる背景だと思います。)TOEICのインフレって私は呼んでますけど。(どうでもいい)
私も形式変わらなかったらひともうk もっとお役に立てるアドバイスができたので、とても悔やまれます。(棒)
スコアを伸ばしたいならぜひ信頼のおけるサイトから情報を集めて、そのやり方を根気よく続けてください。
まとめ
結局TOEICってなんなんでしょうね?(哲学)
私はあくまでマイルストーンとして捕らえています。
今回「TOEICと勉強時間の考察~」といっておきながら、あまり勉強時間とスコアの関係について触れておらず申し訳ありません。
ただ誤解して欲しくないのは、「××時間勉強したら○○点とれる」のではないのです。
あなたがスコアアップした勉強法と勉強時間が「あなたに必要だった勉強」なのです。
月並みな言い方ですが、十人十色、得意不得意は人によって異なります。だから結局はそれぞれ個人でなにが必要か考えて、トライすることが必要なんだと私は思います。
繰り返しになりますが、楽してスコアは伸びません。
スタディプラスの私のお友達の方で、私より英語できる方の多くは平気で私以上に勉強されています。週30時間以上されてる方もいらっしゃいます。本当に尊敬します。
そのくらい英語は続けることが大切です。
別にそんなにスTOEICストイックになる必要はないですが、楽に伸びると思っているならまずはその認識を改めるところがスタートになります。
サクッと高得点とって、本当の意味で英語が使える学習者になるのが理想的だと私は思っています。
どうぞみなさん頑張ってください!(お前もな)
【参考サイト】
Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is.
That’s why, I am learning English.