私はこの記事を書いてる2017年9月時点で、英語の勉強をはじめて6年以上経過しています。
この期間が長いのか短いのかは人それぞれだと思いますし、私自身目指す場所に対してはまだまだ勉強(というより学ぶこと)が必要だと感じています。
それでも時々、
「どうやったらそんなに勉強続けられるの?」、
「勉強を続けるコツってあるの?」
的な質問を受けたりします。
そんなワケで、今回は私が継続できなくて悩んでいる方にいつもアドバイスしている内容を書いてみました。
Contents
勉強に向かう工夫
結論から言うと「勉強に向かうトリガーをたくさん増やす」って事です。
名付けて「Trigger Happy Study(トリガーハッピースタディ)」です。(いま考えた)
FPSやサバイバルゲームなどで軽機関銃を乱射してハイになる(トリガーハッピー)ことではありませんので悪しからず。(杞憂)
トリガーハッピー
とりがーはっぴー
本来は銃器を扱う際、その射撃のみに集中してしまう状態を指す。
銃声と反動により意識に空白の時間ができてしまうことで、正確な状況判断ができなくなり、目標に対する射撃のみを執拗に行うなどの状態で、新兵が陥りやすいとされる。
これになると、上官の指示が聞けなくなったり、味方と連携ができなくなったりと不都合が多いので、早い段階で訓練による矯正を行う。
実際の軍隊に限らず、サバゲーやFPSなどでも初心者がなりやすい。引用元:ピクシブ百科事典
Trigger Happy Study(トリガーハッピースタディ)
それではトリガーハッピースタディ…を順を追ってご説明していきます。(名づけたそばから自分のネーミングセンスが恥ずかしくなってますが…。)
例えば、毎日15分勉強するのが1ヶ月続いてる時にそれが途絶えると、「なんか気持ち悪いなぁ」と思いませんか?(逆に1ヶ月やったから今日は休もうって思う場合もありますが、それはそれ)
このように”継続するように自分自身をしむける工夫をたくさんしていく“っていうのが基本的な考え方です。
“当サイトの運営者の自己紹介– Let me introduce myself. –“という記事でも書いていますが、私は英語学習当初から学習時間を記録してきました。
このブログでいろいろ偉そうに語ってますが、1年目は150時間も勉強できませんでした。
それでも毎年、「去年より勉強してやる!」と思ってこりずに続けてきました。
トータル1,000時間も英語に投資したころには、「絶対無駄にしたくない!」と強く思うようになりました。(ある意味、引くに引けないギャンブラーと同じ心境ですが…。ざわ…ざわ…)
これが今も勉強に向かう原動力の一つとなっています。
現時点で約4,500時間を英語に投資してきましたが、結局一番大切なのは習慣化するということです。
その習慣化のために私が取り入れてるの方法が先ほども書いたとおり「勉強に向かうトリガーをたくさん増やす」という考え方です。
勉強に向かうトリガー(きっかけ)をいかに増やすか
よく言われているように英語の勉強を、歯磨きなんかと一緒で毎日の習慣にしてしまえば、やる気があろうがなかろうが勉強できるようになります。
って言うのは簡単なんですけどね…。
私の場合、通勤電車では絶対勉強すると決めて続けた結果、通勤以外の車などでの移動時間も基本的に勉強するようになりました。
このようにスキマ時間や決まった時間で勉強するクセをつければ、相乗効果で気分が乗ってきてルーティーン以上に勉強できるようになったりします。(当然ムラがありますが…。)
勉強するきっかけになる7つのトリガー
それでは具体的に私が毎日の勉強を習慣化するためのトリガーとして取り入れている内容をご紹介します。
これさえやればみんなハッピーになれます!(大ウソ)
1. 勉強時間を必ず記録する
これは勉強はじめたばかりの方には特にやってもらいたいと思います。
「継続してきた事の見える化」は、思っている以上にやる気を生み出します。特に上手くいかないときや壁にぶつかった時などの辛い時に見ると自信になります。
私は当初、エクセルを使って記録していましたが、現在はエクセルと並行して「Studyplus(スタディプラス)」というアプリを使って勉強時間を記録しています。
【関連記事】すべての学習者に「Studyplus」をオススメする3つの理由
2. Daily, Weekly, Monthly など目標をルーティン化する
身近な目標をクリアする為にやらざる得ないよう自分にプレッシャーをかけるやり方です。
私の場合は、「毎日3時間勉強」するという目標を課しています。
当然できないことも多々ありますが、それはそれ。
「千里の道も一歩から」ではありませんが、日々新しい目標に向かって取り組むことで必ず目標に近づけます。というかそれしか方法はないと信じてます。
私自身もそうでしたが、最初の目標でつまづいた時点で投げ出してしまいたくなりますが、習慣化するためには目標を一つだけではなく、二つ、三つとしかけることで、とにかく続けることを優先させるのが効果的だと思います。
3. 習慣化する
「習慣化」これができれば苦労しないって話なんですけどね。苦笑
私の場合は通勤時はリピーティング、暗唱する!など決めて取り組んでいます。(簡単ではありませんが…。)
先に書いたとおり、習慣になっていればやる気があろうが、なかろうが勉強しやすくなります。
仮に毎日1時間の通勤時間だとして出勤日を仮に240日と仮定すれば、あたり前の話ですが年間240時間勉強できることになります。
たった240時間って思うかもしれませんが今までスマホゲームに当てていた時間が、英語の時間になるってある意味すごいことだと思います。
私もそうですが、誰でも最初は小さな事を積み重ねてきています。
なので、なんでもいいので「朝起きたら音読する」、「通勤時間はPodcastを聞く」などできる範囲で日常内で英語学習を習慣化するよう心がけてみてください。
4. 悔しい思いをする
脳科学の受け売りですが、人間の脳はできない事を出来るようにしようと働くそうです。
また、日常生活においては「悔しい」と感じることが、脳の力を引き出す強力なファクターとなります。
というのも、「悔しい、今度こそやってやろう」と思えると、自己報酬神経群が強く働くことになるからです。
悔しいと感じられる「負けず嫌い」は、立派な才能であるといっていいでしょう。引用元:http://endokoro.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-5ceb.html
私の場合は定期的にTOEIC受けたり、留学したりして思うように話せなくて悔しい思いを意図的にしてきています。
当然、投げ出したくなることもありますが、それはそれ。
意図的に「できない悔しさを刺激として取り入れている」と考えるだけでも、いくぶんダメージを軽減できる気がします。笑
やっぱり同じ事ばっかだとどうしても飽きるので、外に刺激を求める事も大切だと思います。
5. 目標を繰り返し自分に言い聞かせる
オカルトチックですが、断言法と呼ばれる方法です。
これは繰り返し願いを書くことで自らの潜在意識に働きかけて願いをかなえるという方法です。
サッカーの本田選手なんかも多分やってると思いますが、彼ははたから見たら絶対無理って言われる目標をワザと言ったりします。
そうする事で自分自身を奮い立たせてるんだと思います。
私自身、TOEICで900点取るときはひたすらStudyplusのログに「次で絶対900点獲る」と毎日書いていました。
おかげで少しの失敗なんかでは気持ちは折れませんでしたし、実際に目標を達成することができました。
眉唾物ですし、目標書いてるだけでは当然叶いませんが、勉強に向かうトリガーの一つとしては効果があると思います。
6. TOEICスコアや英検合格以外の目標を立てる
これはある意味、中長期の目標を設定することです。
目先の結果で一喜一憂すると時に疲れてしまいます。
それらに必要以上に囚われる事なく淡々と物事を進めていく姿勢も大切だと思います。
TOEICは所詮ペーパーテストです。われわれの実際の英語運用においては何の保証もしてくれません。
「英語を自由に使えたらもっと楽しくなる!」、と妄想する事でやる気出していました。
「ここはあくまで通過点だぞっ!」って感じです。笑
7. できない自分を赦す
これがある意味一番大切かもしれません。
私は趣味でヨガやってるんですけど、ヨガの教えで”自分を赦す(許す)”というのがあります。
必要以上に自分を追い込むのではなく、できない自分も受け入れてあげるのも時として間違いなく大切です。
何事においてもバランスが重要なんです。
このヨガの教えで私はだいぶ救われました。
できない自分に凹んでしまいますが、そんな時も自分を許し、また休んで取り組めば良いんです。
大いにすっころぶ事もありますが、その時はまた立ち上がればいいんです。
【関連記事】壁にぶち当たって落ち込んだ時に励まされた7つの英語の名言
まとめ
今回は英語学習を続けるコツについて書いてみましたが、いかがでしたか?
継続するのが一番難しいと言われますが、その通りだと思います。私自身、今でも逃げ出したくなることは多々ありますし、実際に逃げてることもあります。
ただ厳しい言い方かもしれませんが、やる気に左右されてるうちは上達するのは難しいと思います。
ただ乱暴な言い方をすれば、やる気がなくても(極端なことを言えば英語を好きじゃなくても)続けれいればTOEICで900点とることはできます。
続けていくなかで私のように英語を好きになっていくこともありますし、新しいことにチャレンジする気持ちも湧いてくるかもしれません。
本気でやれば夢は叶うと簡単には言えませんが、続けていく工夫をいろいろ取り入れてぜひ英語学習を続けてみてください。
Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is.
That’s why, I am learning English.