今回は私が留学したフィリピンのセブ島にある、日本人向け英語学校Brightureをオススメする理由について書いてみました。
別にBrightureの関係者でもなんでもないですが、2度の留学を体験した“いち生徒”の率直な感想をまとめてみました。
そもそも留学に求めるものは人それぞれだと思います。
安くないお金と貴重な時間を投資する先が、どんな学校であるか知っておくことは大切だと思います。(というか知らなきゃダメ)
あくまで個人的意見ですのでその点ご了承願いますが、今後留学を検討されている方の参考に少しでもなれば嬉しい限りです。
【Brightureホームページ】
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Contents
留学の経緯
既に”2週間セブ留学に行ってきたので感想を簡単にまとめてみた”の記事でも書いてますが、2017年8月に2週間、フィリピンのセブ島にある日本人向けESLスクールBrightureに2週間留学しました。
2016年7月にも1週間通っていたため、今回は2週間の滞在でとれだけ伸びるのか自分自身楽しみにしてました。
正直自分の英語力が上達したかどうかは定かではありませんが、有意義な滞在であった事は間違いないと思っています。
繰り返しになってしまいますが、今回の2週間留学を決めた理由は以下の通りです。
・前回1週間であまりに期間が短すぎた
・英語学習する上で理想的な環境でまた学習したかった
・現在の自分の課題を把握すること
・最近たるんでる自分の今後の学習の目標、指針を再確認したかった
要約するとこんな感じです。
その他にも、前回友達になった先生たちとまた会いたかったこと、フィリピンという国を好きになったことも理由にはなりますが、あくまで英語のレベルアップが目的でした。
Brighture English Academy
ブライチャーは、あなたの「本気」が求められる学習の場です。
語学の習得に近道はありません。
トコトンまでやり込んだ者だけが、英語を自分の血肉にすることができるのです。
ブライチャーでの1日の平均学習時間は12時間。
真剣に学びたい者だけが集い、英語に浸りきる場所、それがブライチャーです。
引用先:Brightureホームページ
“フィリピン・セブへ英語留学に行く前に知っておくと良い9つの事!”の繰り返しに成りますが、私が留学したBrightureについてご紹介します。
ホームページのトップページのメッセージからもわかるように、「本気」の学習者を対象とした冗談抜きでかなりハードな学校です。
Brightureはフィリピンのセブ島マンダウエ市にあるJ CENTER MALLというショッピングモール内に2015年に設立された日本人向けの学校です。
学校のあるショッピングモール自体が2012年と比較的最近オープンしたとあって、全体的に綺麗な施設です。
コンビニエンスストア、スーパーマーケット、カフェ、レストランなど生活する上で必要なインフラにすぐアクセスでき、私のような海外初心者でもそんなに困らず生活できる環境です。
フィリピン留学サイトなどでは、中上級者向けの学校としてよく紹介されていますが、別に初心者お断りな学校ではありません。
ただし、生徒側の「本気」を常に試してくるドSな学校といって差し支えないと思います。笑
“No pain, No gain(労力なくして得るものなし)”じゃないですけど、高負荷の環境で学習することで英語力を高めることができる学校です。
Brightureをオススメする7つの理由
Brightureしか知らない私がいろいろ書くのもおこがましいですが、ことフィリピン留学において他の学校を選ぼうとする理由が個人的に見つからないくらい素晴らしい学校だと思います。
ただし、これはあくまで「私にとって」なので、個人個人で捉え方はさまざまだと思います。
実際、私の滞在期間中にも学校と合わなくて途中退学された方もいらっしゃいましたし、その逆に他のセブの学校からBrightureに移られた生徒の方もいらっしゃいました。
なのでこれから書く事も正直な気持ちを書いてますが、鵜呑みにしないでご自身の立場でそれぞれご判断ください。
1. 事前カウンセリング
他の学校もやっているのかもしれませんが、Brightureの特徴の一つがこの事前カウンセリングだと思います。
BrightureのCEOである松井さん自ら(都合により他のスタッフの方になる場合もあるようです)、留学前にスカイプで英語インタビューすることで生徒側の英語力を把握して、留学前の事前学習案や課題を出されたり、留学時の時間割りの参考にされているそうです。
何がすごいってすぐ弱点バレることです。笑
他の学校は行ってからレベルチェックしたりするそうですが、正直短期留学においてその時間はムダ以外のなにものでもありません。
ですので、この事前カウンセリングを行っている点からも、学校の品質を維持しようとする姿勢が伺えると思います。
2. 宿題が多い
次の特徴がとにかく「宿題が多い」って事です。笑
誤解のないように言うと、Brightureは別にスパルタ校ではありません。平日外出禁止でもありませんし、授業後はカフェに行ったり、モール内のスーパーマーケットで買い物したり、あくまで生徒側の判断で行動できます。
ただ、色気を出して夜中に飲みに行ったりする余裕は本当にないです。
その理由がこの「宿題が多い」って事ですね。
先生方は本当に目利きも素晴らしいので、生徒側の実力ギリギリ上をいく負荷の宿題を毎回出してくれます。(涙目)
宿題の内容は受けてる授業によって変わりますが、基本は”読み”と”書き”です。あとは発音チェックとして、練習した後に録音してきてとか、スピーキングクラスだったら次の日の例文や質問を考える、ビジネス系ならロールプレイングのシナリオ考えてくるとか、まぁ本当に飽きもせずいろいろ出してくれます。(褒め言葉)
さらには週末にはプレゼンテーション(2017年8月時点で選択制)を実施するので、その準備も並行してする必要があります。
宿題こなすだけで本当にいっぱいいっぱいです。汗
実は2回目の方が宿題は減ってましたが、それでも負荷が減った感じはしませんでした。
このように宿題が多いので、授業後の自習時間はすぐにでも宿題に取り掛かりたいくらいでした。課題は先生がメールしてくるのですが、先生が忙しいくて忘れてる時などはこちらから「早く宿題送って!(必死)」とリクエストするくらいでした。
ただこの宿題の多さが語学力向上に欠かせないものであるというのも行った後にはよく分かりました。
3. “本気”な生徒が多い
これも特徴の一つだと思います。
基本的に社会人向け(大学生以上が対象)の学校なので、生徒の方は「英語を今後の生活の糧としたい、もしくはしてる方」が多いです。
休憩時間もご飯食べながら勉強してる生徒さんなんてザラですし、大学生の人でも留学を控えてたりしたら、同様にすごい熱量で勉強されています。
特に今回はお盆休みを利用して来てる”ちょっと頭のおかしい人たち(最上級の褒め言葉)”が大半だったのですごく刺激を受けました。
また経歴も最高学府の院生やら卒業生やら、某有名外資系企業の日本法人のvice presidentやら、某ボードゲームで名人を倒しちゃうプログラム作った人やらで、枚挙にいとまがないくらいすごい人たちの集まりで、凡人の私はFPSゲームでチーター部屋に迷い込んだnoobな気分でした。(白目)
逆に言うと普通に生活してたら知り合いにすらなれない方々と一緒に学び、意見交換のできる刺激的な場だと言う事です。
それに自分よりできる人が「どれだけ真摯に勉強しているか」を身近で感じられるのも、大きなメリットの一つだと思います。
どうしても独学で勉強している場合は、他の人がどれだけやっているのか、なかなかわからない場合が多いです。
私が見てきたなかで実際英語が上手な人は、その分とんでもない量勉強しています。
たとえ毎日1時間勉強していたとしても、できる人はもっと勉強しています。悲しいかなこれが現実です。
これから先、勉強するペースを上げるのか、現状維持でいくのかは人それぞれです。ただ、そういった刺激を受けることで今後の取り組みに間違いなくプラスになると思います。
年齢や性別を超えて個人個人が真剣になにかに取り組むことって、なかなかないですよね。
4. 学習に集中できる環境
これも個人的にはBrightureを選んだ大きな理由のひとつです。
“2週間セブ留学に行ってきたので感想を簡単にまとめてみた“の記事でも書いていますが、英語学習者にとって理想の環境のひとつだと思っています。
もう一人の創業者である中西さんご自身がBrighture設立前のフィリピン留学で、不満に感じた点をこの学校運営に反映させているので、海外に不慣れな私のような人間でも安心して過ごせる環境を提供してくれています。
Brightureは質の高いカリキュラムと講師陣を誇っていますし、学校は治安の良いモール内にあります。
滞在先もネットとシャワーが弱い以外は文句のない綺麗なホテルですし、一人部屋で邪魔されず宿題できる環境です。(人によっては相部屋でワイワイやりたい人もいるでしょうが、そういう人には合わないかも。)
そのような環境で文字通り”英語に没頭“できます。もちろん土日の休みもご飯食べにレストラン行ったら英語つかわなきゃならないですし。
日本では英語を日常的に使うのって外国人と暮らすか、仕事する以外ではなかなか難しいです。
その環境が短期間でも手に入り、他の英語圏の国に行くよりリーズナブルなのがフィリピン留学の大きなメリットだと思います。
快適なホテル
宿泊先のBig Hotelも比較的新しいホテルなので快適に過ごせます。
1階にあるレストランの食事もおいしいですし、スタッフも日本人に慣れているので困ったときも親切に対応してくれます。
なによりもランドリーサービスに出したら、すごくいい匂いで返ってきます。笑(マジで使ってる洗剤欲しいくらい。)
週末は2階のバルコニーで遅くまで宴会してました。節度を守れば大目に見てくれるいいホテルです。
※今後は学校のあるJ CENTER MALLの上にできた東横インに変更になる可能性もあるみたいです。
【2018/7/14追記】
2018年7月から正式にモールに隣接した東横インが提携ホテルとなったようです。
インターネットもより快適になって、ますます便利になったみたいです(・∀・)
ついに宿泊先が東横INNになりました!! Brightureオープン4年目にして、遂に実現した “全てが完結する留学環境” — ホテル滞在型と寮滞在型のいいとこ取りのフィリピンセブ島留学。日本品質のホテル、ショッピングモールと一体型の語学学校での生活は?https://t.co/wTQ6nHGiK5
— Brighture English Academy (@brighturejp) July 12, 2018
5. 質の高い講師陣
“フィリピン・セブへ英語留学に行く前に知っておくと良い9つの事!“の記事でも書いてますが、本当に先生たちの質は高いと思います。
日本人の生徒どうしでもよく話してましたが、本当に頭いいし、日本人の私なんかよりよっぽど勤勉だと思います。
Brightureで働いていることに誇りを感じているんだなーってひしひしと感じます。
相性が当然あると思いますが私の場合は幸運にも前回、今回ともにすべての先生に恵まれたと感じています。
Brightureのブログ記事”フィリピン人講師の英語はレベルが高い?質が良い?残念ながら半分が嘘です。”にあるように、この学校は採用および先生の評価も厳格なので能力は間違いないと思います。(私の力ではわかりかねますが、きっといますぐにでも英語圏で通用する力があると思います。)
それに加えて、もちろん先生も日本人スタッフもみんなフレンドリーですし、超優しいです。
全然話せなくて泣きたい日もめっちゃ励ましてくれます。もうみんな大好きです。笑
前回の留学から1年以上たっていましたし、たったの1週間の滞在だった私を覚えていないだろうと思っていましたが、私の前回の座席の位置や、授業でディスカッションした内容すら覚えてたことには本当に驚きましたし、感動しました。
よっぽど目立つひどい服着てたんだなって思いました。笑(スタッフ談)
6. 充実したカリキュラム
自分で受けたクラスの範囲内になってしまいますが、カリキュラムも優れたものだと思います。
Brightureホームページのカリキュラム紹介ページにあるように、英語に必要な「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」の4技能に加えて、「発音」、「ビジネス英語」と言った日本では改善
特に発音のクラスは目からウロコの連続でした。
自己流ではありますが、英語耳をはじめフォニックスの本などで勉強してきたつもりでした。
ただ結局は自己流であって正しいかどうかはなかなか自分では判断することはできませんでした。
案の定、授業では直されまくりでした。笑
私より話せる人でも何度も直される(通称:again地獄)ので、「発音って奥が深いなー」って痛感しました。
それでも口の動かし方や、舌の使い方をわかりやすく教えてくれるのでそのうち理解してできるようになると楽しくなりました。
しかし、先生方は本当に耳がいい。脱帽でした。
とにかく一事が万事、「こりゃ英語の力伸びるわ」って感じでした。
7. “使える”英語を身につけられる
上記の通り優れたカリキュラムですが、使われる素材はいわゆる「日本人向け」に使われてものを一切使用しません。
ビギナーの方はネイティブの子供向けの児童書のリーディングから始まりますし、オーディオもTOEICなどの日本人がよく使うものは使いません。
NHK英会話とか、あれだけ何年聞いていても、いまひとつネイティブを聞き取れるようにならないのは、多分、教材が「殺菌」されすぎていて、本来のリスム感などを失っているからじゃないかと思う。
— 松井博 (@Matsuhiro) 2015年12月23日
松井さんのTwitterからの引用ですが、私自身この事を絶賛痛感中です。
私はTOEICや英検の勉強を通して英語力の土台を作った人間なので、それらの試験を悪く言うつもりは毛頭ありません。
ただし、良くも悪くもこれらの教材はネイティブが普段使う英語と違いがあります。
誤解を恐れずに言えば、リスニング用オーディオはスピード緩いですし、リンキングやワードコネクションなどの音の繋がり、消失なども控えめです。
現実にはネイティブだって言いよどむこともありますし、その後に全然話が変わることもあります。
それらに対応するためには、やはりネイティブが利用している教材を使う必要性を実感しました。
というか、ある程度いったらネイティブの教材を使わないと次のステップにいけないと強く感じています。
それらの現実に起こるやりとりにおいて、どうしても教材用の素材だと「殺菌」されすぎているので限定的にしか使えない印象があります。
そういった意味ではBrightureでは実践的な英語力を使えるようカリキュラムが組まれていますので、自然と英語を”使える”ようになれると思います。(簡単とは言ってない)
Brightureをオススメする人、しない人
ここからは独断と偏見になってしまいますが、私が考えるBrightureに向いてる人、向いてない人について考えてみたいと思います。
あくまで独断ですので参考程度にご覧ください。オススメしないと書いた条件に当てはまったとしてもその方の熱意でいくらでも変わることはできると思います。
”2週間セブ留学に行ってきたので感想を簡単にまとめてみた”に書いて繰り返しになりますが、留学は魔法ではありません。たとえどんな長い期間いたとしてもご自身で努力しない限り上達はありえません。
逆に言えば、上達する意思のある人にとってBrightureは間違いなく力を伸ばす糧になると思います。
オススメする人
- 本気で取り組みたい人
- 明確な目標がある人
- 自分で課題を見つけて工夫して課題解決に取り組める人
- すでに英語を勉強するベースがあって壁にぶつかってる人
- ドMか自分に対してドSな人
まぁ当たり前の話ですが、英語学習に対して「1.本気で取り組みたい人」と「2.明確な目標がある人」は大きく力を伸ばすことが可能だと思います。
「3.自分で課題を見つけて工夫して課題解決に取り組める人」は社会人として既に完璧なんで来る必要ない気もしますが(笑)、上記の方々はいくらでも自分の能力を伸ばすためにやる事がわかってると思うので、そのモチベーションを燃料にBrightureをブースターとして利用して英語力を伸ばすことができると思います。
「4.すでに英語を勉強するベースがあって壁にぶつかってる人」は私みたいに、これからの英語学習に対してどんなふうに取り組めばいいか迷ってる人ですね。短期であっても英語の世界の広さに言葉を失うとともに、それでも「どうやって階段を一段づつ上っていけばいいのか」のヒントがきっと見つかると思います。
「5.ドMか自分に対してドSな人」は、その気概があればきっとどこでも生きていけます。笑
オススメしない人
- 本気じゃない人
- 遊びを優先したい人
- 英語を学ぶしんどさを理解してない人
- まったくの初心者(※条件つき)
「Ⅰ. 本気じゃない人」はまぁ論外です。逆に他の生徒の方に迷惑なので来ないでください。(営業妨害)
「Ⅱ. 遊びを優先したい人」もオススメしません。休みの日は息抜きも大切ですが、平日も遊びたい人は他の学校を探しましょう。
「Ⅲ. 英語を学ぶしんどさを理解してない人」これは誤解して欲しくないのですが、英語を学ぶのって本当にしんどいです。なかには「1回もしんどいと思ったことないわ!」って反論もあるかもしれませんが、素直にその人たちが私は羨ましいです。
何度も壁にぶつかって転びまくってる私としては、1度や2度失敗したくらいであきらめる人にはあまりオススメしないということが言いたかったのです。
なかには1週間目で帰りたいって人もいました。人それぞれです。目標を持ってる人はやはりその点、学習にかける集中力が一段も二段も上だった印象です。
「Ⅳ. まったくの初心者」は条件つきです。最低2ヶ月くらいは滞在する必要があると思います。それくらいないと先生が何言ってるかわかる前に帰ることになる気がします。
※上記はあくまで私見ですのでご容赦ください。
まとめ
今回は私が留学したフィリピン・セブ島の英語学校Brightureをオススメする理由をご紹介しましたが、いかがでしたか?
何度も言いますが、どんな学校でも自分自身で努力しない限り英語の力は伸びません。
それでも「本気」で取り組めば、正しいやり方や自分に何が必要か、今後の糧になる何かが見つかる学校だと思います。
私自身、2度の留学でまだまだ足りないことだらけだと痛感しました。日本に帰って来てからのほうが、なぜか凹んでるくらいです。笑
この経験を活かすも殺すも自分次第なので、またこれから頑張っていこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
よくわからないまとめになってしまいましたが、どの学校に行かれるにせよご自身の目的にあった学校かどうか頑張って情報を集めることをオススメいたします。
それでは!
Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is.
That’s why, I am learning English.
コメント
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