6月3日(日)に英検1級を受験してきました。
タイトル通りはじめての英検1級受験でしたが、”新形式TOEICを対策しないではじめて受験してみた”同様、自分の地力を測るために「特に対策をしないで受験する」という無謀な挑戦をしてみました。
結論から言えば「英検準1級にギリギリ受かった奴が対策なしで1級を受けると玉砕する」という至極まっとうな結論になったワケですが、今後の糧となるよう感じたことなどを記事にしようと思います。
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はじめての英検1級
今回受験したのは、2018年度第1回検定です。
ちょうど一年前に英検準1級を合格してから、1年ぶりの受験となりました。
ギリギリまで受けるかどうか迷っていて、申し込み期限ギリギリに申し込んだくらいなので正直モチベーションは高くなかったです。はい、言い訳です。
そんな状況だったので、特に「英検の対策しないで何点取れるか試してやろう!」という逃げ腰な受験目的にシフトチェンジ。一応過去問は流し見はしました。
ちょうど今回のライティングのテーマであったオリンピック同様、「参加することに意義がある。」的なノリで受けてみました。
ただ英語多読と多聴は当然続けている状態でしたので、それらがどれくらい効果があるのかということを確かめたかった、っていう側面ももちろんあります。
リーディング
英検準1級と問題構成が変わらないリーディング。
正直もうちょっとできるかと思ってました。
まず1問目の不得意な語彙(25問)は知ってる単語2、3個しかないくらいの焦土と化してました。
なので95%くらい勘で答えました。(爆)
そもそもですが、空欄以外は簡単なのに問題箇所だけ難解な語彙ばっかの選択肢っておかしくないですか?←
「こんだけシンプルなフレーズ使って話すんなら、空欄とこもシンプルな語彙使えよ!」って心の中で突っ込んでたのは内緒です。
まぁこんな突っ込みするくらいなら受験するなってお話ですが。
ここをクリアするには語彙を集中的に勉強しないといけないでしょうね。
続いて2問目、3問目の長文問題。
ここでももちろん語彙がネックになりました。
読んでる途中から心が折れる音が聞こえてきました。
試験のたびに言ってますが、とにかく読む量が「圧倒的に足りてない」ってのを痛感しました。
ライティング
今回のテーマは東京オリンピックについてでした。
対策なしで受けたとは言え、やはり英作文だけはやっておけばよかったと後悔。
とりあえず30分間の間に書けるだけ書きましたが、受験される方は事前に英作文を練習しておきましょう。(杞憂)
英検はそんなに込み入った内容がテーマになることはないと思うので、英作文のベース(得意な書き出しや、接続語など)を固めておけば、それだけ心のゆとりにハズです。
自分の場合、前回の準1級でライティングが一番酷かった現実を忘れていた。
ただ、ライティングが一番よくわからない採点基準だったりするので点数はちょっと気になるところです。
リスニング
リスニングは他と比べるとぼちぼち手応えありました。
最近Podcastで多聴しているおかげかスピードに圧倒されることはそんなにありませんでしたし、ナレーターの英語が聴き取りやすく感じました。
ちなみによく聴いてるのはAll Ears Englishです。
このプログラムは英語学習者向けの番組で、リスナーからの英語に関する疑問や、英語学習者へ様々なアドバイスをしてくれるオススメのPodcastです。
ただ初心者向けではなく、彼らのルールとして「ネイティブが普段話すスピードで話す」ので、なれないうちは目玉飛び出ます。まぁ、今も飛び出ますけど。
普段からこのようなネイティブスピードの多聴をしておくのは高地トレーニングと一緒で、英検やTOEICのナレーションのように、スピードの強弱が少なく、クリアな環境下でのナレーションを聞く際には聴き取りやすくなると思います。(できるとは言ってない)
あと、やっぱりリーディングと比べると簡単じゃない?
リーディングはあれだけ語彙レベル違うのに、1問目とか難易度、準1級と変わらないじゃん。
やっぱりリーディング偏重な気がしました。
まとめ
今回は初受験の英検1級試験について書いてみました。
なんだか愚痴っぽい記事になってしましましたが、全て試験勉強をしなかった私の責任です。辞任します。(ちがう)
準1級を受けた際にも言いましたが、英検はTOEICと違って学術的な問題が多いので、雑学好きの方には普通に面白い内容だと思います。
ただTOEICとは違う能力が問われる試験なので、合格したい方は抜かりなく対策しておいた方がいいと思います。
解答速報が4日(月)13時から英検ホームページで見れるので、自己採点したいと思います。
とりあえず受験されたみなさんお疲れ様でした!
Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is.
That’s why, I am learning English.