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TOEICのリスニングを上げたいならまずはこれ!ディクテーションで「聞こえない音の見える化」しよう!

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英語のリスニングが全く伸びない!

これは英語学習者にとって共通の悩みだと思います。

今回はそんなリスニングを伸ばしたい方にオススメな勉強法ディクテーションについて書いてみたいと思います。

私自身、英語を勉強しはじめた当初から今でもスクリプト(英語原稿)のあるリスニング教材ではディクテーションをやっています。

初心者に限らず、上級者の方まで取り組む価値のある学習法だと思っています。

その反面、ある意味一番イライラする勉強法なんですが、間違いなく効果のある勉強法の一つですのでご紹介したいと思います。

ディクテーションとは

一般的にディクテーションとは英語音源について文字起こしをする勉強法のことです。

“Transcribing“とも呼ばれているみたいです。(余談ですがベルリッツの先生はこっちが正しいと言ってました。ディクテーションは”音源を口述でコピーすることらしいです。)

使用する音源はレベルに応じて様々だと思います。

私の場合は、一番初めの「音読パッケージ」用の教材からやっていましたし、現在は英会話レッスンを録音してそれをディクテーションしたりしています。

TOEIC や英検など受ける方は試験用の問題でやるとより効果があると思います。

一般的にディクテーションは「リスニングに効果がある」と言われていますが、その他にもいろいろなメリットがあるのでご紹介します。

ディクテーションの4つの効果

先ほども言ったようにディクテーション自体は手間のかかる勉強法です。

それでも同じ文を100回聞き流すより、1回ディクテーションした方がよっぽど効果があると思います。

1. 聞こえない音の見える化

ディクテーションの一番の効果は「聞こえない音の見える化」だと思います。

初めて聞く音源をディクテーションすることで、自分の聞こえない音が把握できます。

シャドーイングなどの聞き流しだとどうしても音源につられて正確に聞き取れなかったりしますが、文字起こしすることでハッキリと聞こえない音を把握することができます。

間違いなくその音は弱点なので、次に同じ音が聞こえた時にわかるようトレーニングするためにも、ディクテーションで弱点を把握することは重要だと思います。

最初は自分でもビックリするくらい簡単な文が聞き取れなかったりします。でもそれが当たり前なのでご安心ください。笑

私の場合も最初は笑っちゃうくらい空耳アワーしてました。

got to the office“を”go to the office“に聞こえたり、”They are all ~” を”They allow ~”に聞き間違えたり、いまでも枚挙にいとまもないくらい聞き間違えています。

英語はリンキングや音の消失などが当たり前にある言語ですので、それらの英語独特の発音に慣れる意味でもディクテーションは非常に有効だと思います。

2. 集中力がつく

ディクテーションは非常に集中力を要するトレーニングです。

通常の英会話であれば分からない部分を聞き返したり、どういう意味か質問できたりします。

しかしTOEICや英検などの試験の場合は1回しか音源が再生されないので、1発で正確に聴き取ることが必要になってきます。

これは非常に集中力が必要になってきますし、普段からトレーニングしていないとなかなかできません。

その“集中力”を鍛える意味でもディクテーションは非常に有効だと思います。

3. 文法に強くなる

聞き流しなどでは冠詞や前置詞などを正確に聴き取れなかったりします。

しかし、ディクテーションは1字1句をキチンとキャッチするトレーニングなので、必然的に英文法にも強くなります。

たとえば下の文は聞き流しだと

I’m at a loss ~ 途方にくれる

冠詞の”a”をキャッチできなかったりします。

しかし、ディクテーションすることによって聞き逃ししやすい冠詞や前置詞の音をより聞き取れるようになります。

たとえ正確に聞き取れなかったとしても、何かしらの音をキャッチできるようになるはずです。

その繰り返しが正確なリスニング力、ひいては英語力全般の向上には欠かせません

またディクテーションを継続して行うことで、聞こえなかった音も補完できるようになります。

たとえば

the flight ×××l be delayed.

という文で×××の部分が聞きとれなかったとします。

「後半の文はbe動詞の原型+delayという動詞の過去形」なので、聞こえなかった音のすぐ後に動詞の原型が来るので「おそらく”may”や”will”などの助動詞が入るだろう」と推測できます。

そして最後の”l”サウンドが聞き取れていれば”will”が入り、

フライトは遅れる予定です」という意味とわかります。

このように音が正確に聞き取れず迷った場合もディクテーションをすることで、正しい英文構造に慣れていき英文法の知識を身につけることができます。

4. ライティングやスピーキングにも活きる

ディクテーションはある意味で英文模写に似ているので、ライティングにも効果があると思っています。

実際に英文を書いてみるとわかりますが、接続詞なんかは普段から慣れておかないと自然な英文を書けなかったりします。

TOEICのPart3,4をディクテーションすることで、自分の意見をライティングする時の表現をストックすることができると思います。

当然それらのストックが増えれば、リスニング問題で瞬時に意味がとれるようになりますし、それらの表現を口から出すトレーニングをすれば、スピーキングにも活用できます。

このようにディクテーションはリスニングは元より、総合的な英語力を上げることができる有意義なトレーニングだと思います。

ディクテーションのやり方

続いて私なりのディクテーションのやり方です。

1.最初は音源をとめずに全体を把握する

2. 区切りがいいところで都度、停止させながらディクテーションする

3. 聞き取れなかった部分をマーカーなどでチェックする

4. マーカー部分に注意しながら音読、リピーティングなどを行う

1.最初は音源をとめずに全体を把握する

最初から文を止めながらやるのも、もちろんいいですが最初は文全体を聞いて話の流れを把握しておくとやりやすいと思います。

なんの話かサッパリわからないよりも、ある程度トピックの内容を掴んでいるほうがイメージしやすいです。

2. 区切りがいいところで停止させながらディクテーションする

オーディオ機器で音源再生させて、区切りのいいところで停止させながら文字起こしをします。

できれば区切りがいいところまで再生しながらやったほうがリテンション(記憶保持)の力もつくのでいいのですが、1文が長くなかなかキャッチできない場合は聞き取れるところで、一度停止させて行いましょう。

3. 聞き取れなかった部分をマーカーなどでチェックする

これが超大切だと思います。

ディクテーションしたことで満足してはいけません。

「聞こえない音の見える化」するためにも、キチンと自分が聞き取れなかったところをスクリプトに書き込んでおきましょう。

今後、繰り返し練習する中で「どの音を聞きれなかったか」を記録しておくことは重要です。

こうすることで記憶に定着しやすくなるので、違う場面で同じ音がでてきたときにキャッチしやすくなります。

もちろん、わからない文法事項や単語の意味の確認もお忘れなく

4. マーカー部分に注意しながら音読、リピーティングなどを行う

ディクテーションしたらおしまいではありません。

リスニングを上げるためにもディクテーションした教材での反復練習は欠かせません

聞こえなかった音に注意しながら音読や、リピーティングすることで英語力が上がっていきます。

最終的には、暗唱できるまで繰り返すのが理想的だと思います。

【関連記事】

今回は英語学習に欠かせない音読について書いてみます。 音読の重要性については、いまさら私が書かかずとも、いくらでもGoogle...

ディクテーションする際の注意点

最後にディクテーションする上での注意するべき点です。

1. 最初はやさしい難易度からはじめる

2. 聞き取れない場合はオーディオ機器を壊したくなるまで何度も聞く

3. どうしても聞き取れない場合はオーディオ機器を壊す前に諦める

1. 最初はやさしい難易度からはじめる

いきなり難しい教材からやると挫折しやすいので、簡単な難易度のものからはじめるといいと思います。

具体的には、スクリプト(英文原稿)を読んで意味がすんなりわかるレベルがいいと思います。

ただ英文自体が簡単でも、ナレーションが早かったり、訛りが強かったりするとそれだけでも難易度が変わります。

もしナレーションのスピードが速いと感じた場合は、スマホアプリなどで再生スピードを落としてやるのが良いと思います。

ちなみに私はSTEEZというダンサー向けのアプリを使ってます。再生スピードも変更できるし、好きな場所で頭出し再生できるので気に入ってます。

2. 聞き取れない場合はオーディオ機器を壊したくなるまで何度も聞く

これがディクテーションで一番イライラするところです。笑

どうしても聞き取れないところはストレスになるので、すぐにスクリプトを確認したくなるんですがここが我慢のしどころです。

頑張って10回20回と再生して、なんとなくでも分かるまで頑張って繰り返し聞きましょう

私の知る限り、英語上級者の方は間違いなくこの段階までやっています。

このように脳にストレスをかけることで、より鮮明に苦手な音を意識づけすることができます。

3. どうしても聞き取れない場合はオーディオ機器を壊す前に諦める

冗談みたいですが、真面目な話です。笑

初めて聞く単語などは何度やっても聞き取れなかったりします。

あとは、音の消失とかで「絶対スクリプトどうり言ってないだろ!」って風に聞こえたりします。

その際、あまりのストレスに音源再生してるスマートフォンなり、CDプレーヤーをぶん投げたくなったりします。

もちろん壊れるのでオススメしませんが、すでにご紹介した通りそれくらいまでは繰り返し聞くべきだと思います。

ただそれだけやってもすぐに上達しないのが英語の難しいところなんですが、このディクテーションの積み重ねがリスニング上達には欠かせないと思います

まとめ

今回はディクテーションについてご紹介しましたが、いかがでしたか。

ストレスフルなディクテーションですが、リスニングのみならず英語力全般の上達には欠かせないと勉強法だと思います

上達すれば、わざわざ文字起こしをしないでも脳内でディクテーションすることができるようになります。

そうすれば間違いなくリスニングは力がつくハズです。

どの勉強も一朝一夕では上達しませんが、効果のある勉強法ですのでぜひ習慣化されるのをオススメします。

Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is.

That’s why, I am learning English.

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