厳しい寒さが続く今日この頃みなさんいかがお過ごしでしょう?
私は寒さにやられてフィリピンが恋しくなってます。笑
そんなワケで今回は2016年7月に初めて常夏の国フィリピン・セブ島に留学した際の回顧録となります。(つなぎが強引)
「セブ留学興味あるんだよなー。」という方の参考になれば嬉しいです。
興味ない方も、つかの間の日本の寒さからの現実逃避としてお付き合いください(・∀・)
ちなみに今回の回顧録は日本人向け英語学校Brightureに1週間留学した時の感想をStudyplus(【参考記事】:すべての学習者に「Studyplus」をオススメする3つの理由)
のログに投稿したものをちょっと手直しした記事となりますので、ところどころ読みにくいところがあるかも知れませんが、ご容赦ください(^_^;)
書いた本人が言うのもなんですが、どれだけ苦しんでたかがよくわかる内容です。笑
注意点としては2016年当時の記事となりますので、現在とクラスの内容など変更ありますが、その点踏まえてお読みいただければ幸いです。
留学した理由などは”2週間セブ留学に行ってきたので感想を簡単にまとめてみた”や”【フィリピン・セブ留学】Brightureをオススメする7つの理由!”の記事内に書いてあるので、今回は割愛しますが、簡単に言えば「TOEIC900点とったからアウトプット鍛えるべ!」という目的でした。
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Contents
カリキュラム
まずは簡単に時間割りを紹介します。
ブライチャーのホームぺージをご覧いただくと詳細が掲載されていますが、大きく分けて2つのカリキュラムに分かれています。
文字通り基本的な英語力全般の向上を目的とした”基本カリキュラム”。
ビジネスシーンで使われる英語を学ぶ”ビジネスカリキュラム”。
上記の2つとなりますが、2016年の留学では基本カリキュラムに準じた時間割りでした。
ブライチャーでは1コマ50分のクラスが、8コマで1日のプログラムが構成されています。
そのうち6コマが授業、2コマが自習時間となります。
「えー、なんで8コマ全部授業じゃないの?」って方は、ブライチャーのブログ記事”【フィリピン/セブ留学】最適な授業数は、6コマ+自習時間のワケ”をご覧ください。
2016年の時間割り
それでは2016年の私の時間割りです。
※リンクからブライチャーの関連ページに飛べます。
【2016年7月留学時の時間割り】
0. 8:50~ Brighture Alphabet Dance
1. 9:00~ EE(Enhancing Expressions)
2. 10:00~ RW(Reading&Writing)
3. 11:00~ PP(Phonics and Pronunciation)
お昼休憩
4. 13:00~ SC(Social Conversation)
5. 14:00~ RC(Remedial Class)
6. 15:00~ LC(Listening and Speaking)
7. 16:00~ Self-Study
8. 17:00~ Self-Study
18:00~ 自由時間(まぁほぼ宿題です。)
19:00~ 送迎バス出発
ホテルに着いたら飯食ってひたすら寝るまでひたすら宿題。。。
こんな感じで1日10時間以上、みっちり英語の勉強漬けでした。
1. EE(Enhancing Expressions)
Subjective(主観的)な英作文(好きな食べ物5つと、その食べ物の健康面への影響など)←そんなん知らんがな。笑
この授業で面白かったのは、「英語では日本語と違うプロセスで考える」点でした。
例に挙げた「好きな食べ物5つと、その食べ物の健康面への影響」で言えば、日本人的な思考で言えば、馬鹿真面目にネットなどで健康面の影響調べたりしませんか?
正直、プレゼンの準備に追われていた私はそんな事調べてる余裕がなかっですし、体に悪いラーメンやらハンバーガーやらが健康にいいわけやん!っていうワケで違うアプローチをしました。
それは「自分自身の好きな食べ物の効果なんか母親くらいしか気にしない」っていう結論です。笑
英語的な思考方法と違う気がしますが、強引にでも与えられたテーマから自分の言いたいことにもっていくっていう感じで書きました。
幸いにも授業では文法や単語間違いなどは直されましたが、内容自体は別に修正されませんでした。
この際に、「日本語で考える場合はやっぱり日本人的な思考で書くんだなー」って気づけて面白かったです。
2. RW(Reading&Writing)
Objective(客観的)な英作文 ニュース記事を読んでそのSummary(要約)とReview(評論)←地獄
一番きつかった授業の一つです。笑
何がキツイって宿題が半端なかった。。。
記事を読んで、要約と評論を書くわけですが、まず宿題として出される記事のレベルが難しい。
読むだけで1時間以上かかった上に、それを要約して、評論を書く。
この評論っていうのも、あくまで客観的な視点で書かなければならず、うっかり主観的(I thinkとか)書くと直されまくりで慣れるまで大変でした。
3. PP(Phonics and Pronunciation)
発音 母音、子音の練習。
これもだいぶ苦戦。
でも日本人には本当に大切だと思います。
我流で勉強してた私には、正しい唇、舌、口蓋の動かしかたなど、キチンとわからず授業中は終始、混乱しまくりでした。笑
ただ、2017年の2回目の留学の際に、「あー前言ってたのはこのことか!」って目からウロコの連続でした。
4. SC(Social Conversation)
生徒2人対先生2人のフリートーク。
本当にフリートークです。笑
どれくらいフリートークかっていうと、初回はいつ授業始まったのかわかんないくらいフリートークです。
SNSやらフィリピンのローカルな話やらお互いの文化やら、思いついたままにトピックが変わるのでスピードについていくのにめっちゃ疲れます。
ていうか、正直ついていけてませんでした。汗
質問されてるのかすら分からないぐらい、当時の私の英語力では悲しい、辛い授業でした。笑
日本人が苦手なパーティーなどでキチンと話せるようになることを目的とした授業なんですが、ホント最初は”Wall flower(社交の集まりで、いつも隅にいる人)”になっちゃいますね。
5. RC(Remendial)
弱点補強 担任の先生がアレンジしてくれます。
私の場合もっぱらプレゼンの準備でした。
まぁとにかくこのAAと呼ばれる担任の先生のやさしさが染みるクラスでした。泣
授業でついていけてないことやらなんやらいろいろ親身に話聞いてくれますし(ほぼ話せてなかったけど)、いつも励まされてました。
プレゼンについても、スクリプト(英文原稿)の添削、スライドの進行状況まで毎回アドバイスをいただいてました。
6. LC(Listening and Speaking)
先生2人対生徒2人 トピックについて先生が生徒に質問→生徒が先生質問 その後相手の意見を発表。
これもかなり難しかったです。
相手の意見を発表するので、主語が三人称になるし、三単元の”s”なんかにも気を使いながら話すので、自己紹介くらいしかできなかった私は全然上手く話せませんでした。
トピックも最初は自己紹介とか簡単だったんですが、最後のほうになると「Prostitution」とかなかなかセンシティブな話題になって、生徒置いてけぼりで先生どうしが熱い議論を繰り広げてて面白かったです。笑
自習
ひたすら宿題。
”【フィリピン・セブ留学】Brightureをオススメする7つの理由!”にも書きましたが、本当に全力でやらないと宿題終わらないです。
なのでこの自習時間にどれだけ終わらせられるかが、睡眠時間を決定づけるので毎日必死でした。笑
ちゃんと寝てないと授業中全然集中できないので、キチンと寝るのも宿題だといえるかもしれません(^_^;)
私の場合、午前は書き物クラス、午後がスピーキングクラスって感じでした。
午後はグループワークで空気の時間が多かったので苦痛でした。笑
留学前に日本でやっておいた方がいいこと
お次は留学前に日本で勉強しておいた方がいいことを、私の経験を踏まえて羅列してみました。
あくまで主観です(^_^;)
「日本でやっといた方がいいこと」
・文法用語を覚える(verb、prepositionなど)
・CNNなどのアーティクルをたくさん読む
・オンライン英会話(英会話になれるため)
・英語でのディスカッション
・プレゼンのネタ集め(写真や動画など)
・2週間以上の休みを獲る職場での根回し
文法用語を覚える
まず”Verb(動詞)”、”Preposition(前置詞)”などの文法用語はEE(Enhancing Expressions)や、RW(Reading&Writing)の授業で必須でした。
どちらも自分で書いた文章をマンツーマンで先生がチェックしてくれる授業ですが、文法間違ってたり、前置詞抜けてたりすると直されます。
その際、文法用語知らないと苦労します。もっと知ってればなーと反省しました。
CNNなどのアーティクルをたくさん読む
アーティクル読みは授業の課題でいっぱい読むので、あらかじめ慣れておくと楽だと思います。
今回の留学で如何に自分が読む量が足りてないかということを痛感させられました。
ただ出来ないと嘆く必要はないと思います。要はトレーニングすればいいだけなのですから。
さらに自分でSummary(要約)とReview(評論)を書いてみると更に力伸びると思います。
圧倒的な読みと書きが今後の自分の課題だと感じています。
キチンと書けるという自信があれば、時間かかっても会話で意図を伝えられるという自信になります。
オンライン英会話&英語でのディスカッション
書物&発音の授業はマンツーマン、SC(Social Conversation)とLC(Listening and Speaking)のクラスはグループワークでした。
マンツーマンはオンライン英会話を受講することで比較的慣れやすいと思います。
マンツーマンの授業で自分の分からない箇所を質問できるようにしておくことが大切だと思います。
その反面、グループレッスンだと自分だけわからない状況に慣れてないとものすっごい質問や意味を聞きづらかったりします。
あらかじめその状況でも質問できるようになるには慣れも必要だと思います。
だから英会話サークルなどに参加して機会があればドンドン話の腰を折る練習しとくといいと思います。笑
誰もが通る道なのできっと理解していただけると思いますよ。
プレゼンのネタ集め
ブライチャーでは毎週英語でのプレゼンテーションが必須でした。(現在は選択制)
英語でプレゼンテーションをやるっていうのは自分の英語力をレベルアップさせる上でとても役に立ちます。(めちゃしんどいけどね。笑)
そんなプレゼンテーションではやはり面白い写真や動画があるとやはりインパクトがあります。
毎週金曜(生徒多いと木、金の2回開催)にプレゼンがあるのでそのためにネタを集めとく。
さらに何について話すか考えとくとベターだと思います。
私は「なぜ英語を勉強しているか?」ということにプレゼンしました。
その前段で、自己紹介しましたがそこで学生時代やっていたダンスのビデオ使ったら盛り上がりました。
デジタルデータじゃない昔の写真とかは、あらかじめスキャンや写真とったりしてデジタル化しとくといいと思います。
まぁプレゼンなんか日本でもなかなかやる機会ない場合も多いですが、英語でプレゼンやるとやっぱり自信つきましたね。
会社の会議とか全然怖くなくなりました。(大ウソ)
2週間以上の休みを獲る職場での根回し
あとやっぱり1週間は短すぎます。
慣れて自分の課題が見えた頃に帰国なので、行くなら最低2週間からでしょう。
1週目の反省を活かして2週目にそれに取り組む事ができなかったのが残念でした。
ただ、この地獄が1週間だったから楽しかったのかなとも思いました。笑 (2週間でももちろん楽しかったです(^_^))
あとはもうひたすらやるだけだと思います。
留学回路録
ここから先は、2016年に留学した後に書いた当時の感想です。
つたない文章ですが、原文のままお送りいたします(^_^;)
今回留学して感じたことは、学校選びが大切ということです。
Brightureは厳しいかったです。
それはやらなきゃ罰せられるというスパルタという意味ではなく課題の多さ、先生・授業の質、生活環境など英語学習者にとって理想の一つといえる環境が揃っているからこその厳しさだと感じました。
遊び半分の生徒が多かったり、相部屋で勉強に集中できない生活環境だったりするとやっぱり英語力は伸びないと思います。
来ている生徒も社会人が多く(大学生もいましたが少ない)、みんなモチベーションが高いです。(さらに変態も多い。失礼)
Brightureは、もちろん不便はありますが経営者の中西さんが実際にセブ留学で痛い目みた経験を基に設立した学校なのでそこら辺はケアされていると思います。
英語をみっちり勉強できる環境がどれだけ幸せかということを今更ながら噛み締めてます。
そして、私自身「こんなに英語勉強したかったんだ」という事に気づかされました。
これまでは「好きで」というよりも「TOEICで900点獲りたい」というのがモチベーションだと思っていました。
いざ獲ってみて、ダレてましたが今回留学いってすごく色々なことを感じました。
金曜の夜の二次会で先生と酒呑みながらくだらない話を英語でして、やっと初めて英語話せた、と感じました。(残念ながら一夜明けたらまた話せない自分に戻ってましたが。泣)
6年勉強してきて初めてブレークスルーを感じた瞬間でした。
こんなに楽しいことがあったんだ、と久々に感動した瞬間でした。
自分で言うのも大変おこがましいですが、間違いなく今回の留学で英語力が伸びたと感じることができました。(もとが低すぎたのももちろんあります。)
1週間でこれだけ成長を感じることができるのだから1ヶ月単位でいられたらどれだけ伸びるのだろうとWaku-Wakuしてしまいます。
ただ誤解していけないのは自分の英語力はまだまだということです。
知らない単語多すぎですし、言いたいことすぐ言えないですし。
悔しい思いの連続でした。きっと日本なら惨めさで泣いてたと思います。
ただ幸運にも凹む暇がないほど課題が多い事、先生やスタッフの方の優しさとサポートのお陰で、ひたすら取り組むことができました。
あと900点という点数は自分が思っている以上に能力が低い反面、インプットはされているってことです。
中西さんや日本人スタッフの方に「900点あれば絶対話せるし読めます!」って言われたんですが、当初は「嘘つき乙!」って感じでした。
しかし慣れていくに従って、確かにインプットは入ってるなぁーってのを感じました。
その引き出しから出すのに慣れてない、トレーニングが必要だと凄く感じました。
聞いたことある・見たことある単語がいっぱいあるけど、結局意味がわからない。そんなのばっかでした。
後はそれらを定着させるために圧倒的に読み、書き、聞く、話すのトレーニングをするだけなんだと分かりました。
えぇ、もちろん簡単ではありません。
でも中西さんもひたすらニュース記事を読んで今ではHarvard Business Reviewなどを読めるそうです。かっこいいじゃないっすか!笑
(私も宿題で1回出ましたが、死ぬかと思いました。笑)
という訳で当面は読み、書きをトレーニングのメインにしようと思っています。
突然ですが以下、私のプレゼンから引用です。笑
“Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is. That’s why, I am learning English.”
“英語を学ぶことは長い旅だ。時に本当に疲れ果てることもある。ただ私は既にそれがどんなに面白い事かを知っている。だから私は英語を学び続ける。”
まぁ、クサイですね。(確信)
でも本当にこれだなーって思いました。
これからは弱点である、ボキャブラリー、多読、発音を重点的にトレーニングしたいなぁと思います。
他にもいろいろ感じることはありましたが、勉強とは関係ないのでそろそろ筆を置きます。
長々と駄文失礼しました。
これからも頑張ります。
まとめ
今回はセブ留学1回目の回顧録をお送りしましたがいかがでしたか?
セブ留学を考えている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
何事もそうですが、1回目ってすごい大変な反面、その思い出も強烈だったりしますよね。
私にとってもブライチャーの留学は大変でしたし、その分美しいものだったと思います。
ただ、以前も書きましたが「留学は魔法」ではありません。
当時の私はえらそうに「すごく英語が伸びた」と言っていますが、実際そんなことありませんし、1週間やそこらで劇的に変わるものでもありません。
何事もそうですが、日々どのように取り組むかが大切だと思います。
時に英語学習に疲れ果ててしまいますが、そんな時は私のプレゼンテーションの言葉を思い出してください。笑
そんなワケで今回も私のプレゼンテーションからの引用とともにお別れです!
ではまた来週!(新しい芸風)
Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is.
That’s why, I am learning English.
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