今回は前回の”洋書多読”つながりで、洋書多読でAmazonの電子書籍Kindleを使うメリットなどをご紹介したいと思います。
紙の本も当然素晴らしいですし、お気に入りの本が手元にある喜びももちろん知っていますが、一度Kindleを使ってしまうとそのメリットは非常に大きいのがわかると思います(^_^;)
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洋書多読でKindleを使うメリット
大きく分けて2つあります。
Amazon独自の電子書籍リーダーKindle Paperwhiteと、Kindleの洋書のラインナップの豊富さです。
電子書籍のメリットとしては、紙媒体の本と比較してかさばらない点、辞書機能などのデジタルデータならではの機能が使える点だと思います。
さらにアマゾンの場合、ラインナップされている洋書の数も豊富で児童向けから大人向けまで幅広く扱っているので、自分の好みにあった本を見つけることができると思います。
もちろん紙媒体の本ならではの、ページをめくる感覚や、匂い、デザインなどが気に入っている方も多いと思います。
それでも旅先の移動中などに何冊ももっていくのはやはり大変です。
その点電子書籍リーダーなら一つあれば、ストレージ容量にもよりますが何千冊もの本を持ち運びでき気分に応じて、好きな本をすぐ読めるのは大きなメリットだと思います。
あとKindleアプリを使えば、Kindle Paperwhiteがなくてもスマートフォンやタブレットでも気軽に電子書籍を楽しめます。
実際私も、朝の混み合う電車内ではiPhone、帰りのすいてる時は大きくて読みやすいKindle PaperwhiteやiPad miniを使って読んでいます。
この場合、それぞれの端末がオンラインなら自動でどこまで読んだのか同期してくれるので、ストレスなく好きな媒体で続きを読むこともできます。
これ何気にすごいですよね(・∀・)
Kindle Paperwhiteの特徴
KindleはPaperwhiteの他、ディスプレイライトがない”Kindle“や、マンガを読む際のストレスを軽減している”Kindle Paperwhiteマンガモデル”など様々なモデルがあります。
ちょっとややこしいですが、洋書多読の場合は”Kindle Paperwhite Wi-Fi“を選んでおけば間違いないと思います。
実際に使って感じるメリット
私が実際に使って感じたメリットをご紹介したいと思います。
軽いて小さい!
まず何より軽いです!
現行モデルは薄さ9.1mm、重さ205gで他のタブレットPC(iPad mini4 重さ298.8g)と比べても非常に軽く携帯性に優れています。(画像はiPad mini4と並べた比較です)
軽いと長時間読んでても疲れませんし、片手でページ送りながら読めるのもかなりいいです!
日本の文庫本のサイズ(105×148mm)と比べると少し大きいかもしれませんがそれでも169 x 117mmとジーンズの後ろポケットに入るくらいコンパクトです。
なので移動中などのスキマ時間に読むのにも便利だと思います。
目が疲れにくくて読みやすい
Kindle Paperwhiteはマットなe-inkスクリーンを採用しており、くっきり文字を読むことができます。
またバックライトを採用しているスマートフォンなどと違い、フロントライトを採用しています。
フロントライトは電子ペーパーの前面に光源を置き、いったん電子ペーパーに当たった反射光だけが目に入る構造のため、目や睡眠に悪影響があるといわれているブルーライトを軽減し読書に適していると言われています。
実際に読んでみると、スマートフォンなどより光がやさしい感じがします。
私自身フライト中などの長時間読んでも目が疲れにくいと感じましたし、ブルーライトが少ないので就寝前に読むのにも適していると感じます。
【参考サイト】
充電がすごくもつ
これすごいです。
アマゾンの商品紹介によると1度の充電で数週間持つといわれていますが、本当に電池の消耗が少ないです。
実際に測ってないのでわかりませんが、毎日1時間通勤時に使っていても1週間は余裕でもちます。
タブレットやスマートフォンは便利な反面、電池の消耗が激しいので頻繁に充電が必要となりますが、Kindle Paperwhiteは充電を気にすることなく読書に没頭できます。
ただ油断してると、いざ読もうとしたときに充電切れの場合もたまにありますのでご注意ください。笑
カバーが多い
これ何気に重要な気がします。
カバーなしがやっぱり軽くていいんでしょうけど、通勤バックなんかに雑に入れちゃう私のようなズボラな人間は傷つかないようカバーが欲しいところなんですよね。
下のアマゾンの公式カバーはちょっとお高いですけど、他にもいろんなカバーがあるのでお気に入りのカバーを見つける楽しみも味わえます。
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注意点
以下はKindle Paperwhiteを購入を考えている人に買う際に知っておいて欲しい点です。
タブレットPCとはちがう
Kindle Paperwhiteはあくまで”電子書籍リーダー”なので、iPadなんかのタブレットPCとは違います。
そもそもカラーじゃないですし(^_^;)
文字通り「電子書籍を読むための端末」なのでもちろんYoutubeなんかも見れませんし、Lineのようなメッセージアプリも使えません。
操作性なんかもやはりちょっと劣るところがあります。
買ってから後悔しないよう、その点理解してご購入ください。
読み上げ機能に非対応
上の項目と若干かぶりますが、スピーカーもありません。
なのでKindleアプリで使用できる「Text-to-Speech」と呼ばれる読み上げ機能が使えません。
iPhoneの読み上げ機能めっちゃすごいんやけどwww
こんな機能も知らずに、おれkindleで洋書読んでるんですー^^とか言ってたなんてwww pic.twitter.com/l3BGltadSc— サシシ (@sashishi_EN) 2018年2月6日
この機能も電子書籍ならではで、文字通りオーディオブック化できちゃうわけです!
機械音声ではありますが、リーディングだけでなくリスニングも鍛えることができるので1度で2度おいしい機能なワケです。
ただし、この機能は全ての本が対応しているワケではないのでご注意を。
現在Kindleの読み上げ機能に対応している端末は以下の通りです。
- Fire 7(第7世代)
- Fire HD 8(第7世代)
- Fire HD 10(第7世代)
- Fire HD(第6世代)
- Fire HD(第5世代)
- Fire(第5世代)
- Fire HDX(第4世代)
- Fire HD(第4世代)
- Kindle Fire HDX(第3世代)
- Kindle Fire HD(第3世代)
- Kindle Fire HD(第2世代)
- Kindle Fire(第2世代)
- Kindle for PC
- Kindle for Mac(OSX 10.10以上)
引用先:Amazonホームページ
他にも、iPhoneやアンドロイドケータイのKindleアプリを使えば誰でも利用できます(・∀・)
Amazonで洋書を読むメリット
続いてAmazonで電子書籍Kindleを読むメリットを独断と偏見でお送りします(^_^;)
安い!
これ大事。笑
電子書籍は紙の媒体と比べて安い場合が多いです。
たとえば下のキャプチャ画面を見てもらうと分かるとおり、前回紹介した”So B. It“の場合、ハードカバーだと2,083円ですが、Kindle版だと607円です!
洋書多読は”いかに多く読むか”が重要なので、何十冊も買うとなるとこの価格差は非常に大きいです。
長い目で見ればKindle Paperwhiteを買ったお金の元取れちゃうと思います。
さらに、Amazon prime会員の場合は無料で読める本も結構あるのでつまみ読みするにはもってこいだと思います。
私はそれで片付けの本3冊くらい無料で読んでます。(洋書じゃない。笑)
豊富なラインナップ
アマゾンで洋書で検索かけると20万冊以上がヒットします。
これだけ膨大な数の本がアマゾンで取り扱われているので、ご自身の興味にあった本がきっと見つかるハズです。
全てが電子書籍Kindle版に対応していませんが、新しい本や話題の本はほぼ電子書籍化されていると思います。
私なんかもそうですが、検索した際に気になる本は気軽にポチってしますので、多読を継続するモチベーションの一つになるのではないでしょうか。(”積読”してもかさばらないしね。笑)
難易度別に選べる
私もそうでしたが、はじめて洋書読もうと思うと何から読み始めようか悩むと思います(^_^;)
その際にもAmazonだと英語の難易度によって検索できるので便利です。
前回の”【多読レビュー】So B. It”記事内でご紹介した、Lexile指数でソートできるのでご自身のレベルにあった本を見つけやすいと思います。
Lexile指数とは?
Lexile指数とは、アメリカのMetaMetrics®社が開発した「読解力」および「文章の難易度」を示す指標です。世界165か国以上で活用されているほか、アメリカでは、小学3年生~高校3年生の約半数が、英語能力テストの結果とともにLexile指数の判定を受けています。本は、単語数や難易度、構文の複雑さなどに基づきLexile指数がふられます。
引用先:Amazon
はじめは簡単な児童向けの本からはじめて、徐々にお気に入りの作家や映画の原作など読む範囲を広げていくのがいいと思います(^^)
まとめ
今回は洋書多読に便利なAmazonの電子書籍”Kindle”をご紹介しましたがいかがでしたか?
正直TOEICなどの試験において、多読は少し遠回りな学習法です。
しかし、間違いなく英語を身につける過程において非常に有効な学習法の一つだと思います。
なにより面白い本と出合ったときの感動はひとしおです。
今回ご紹介した機能以外にもKindleにはフォントサイズを変更できる機能や、難しい英単語にはあらかじめ注釈がつく機能など便利な機能がいろいろあります。
Kindleを通して洋書の楽しみを発見する可能性が広がるので、多読に興味ある方はぜひ一度試してみてはいかがでしょう(・∀・)
Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is.
That’s why, I am learning English.