最近なにかと仕事で英語を書くことがちょいちょい増えてきて、英語を書くことの重要性を日に日に感じるようになったので、今回は英語学習におけるライティングの重要性について書いてみようと思います。
ヘナチョコ英語しか使ってない自分が書くのもおこがましいですが、いつもどおり生暖かい目でお願いいたします(^_^;)
Contents
英語ライティングにおける日本人の現状
まず英文を書く重要性を語る前に、日本人の”ライティング能力”の現状についてご紹介したいと思います。
私がフィリピン留学したESLスクール、ブライチャーの設立者である松井さんが連載されている”英語が拓く世界”で、ちょうどビジネスシーンにおけるライティングの重要性を記事にされていたのでご紹介します。
新しい朝日Globe の記事です。今回は「英語を書くチカラ」の重要性について書きました。/ビジネスシーンで必要なのは、英会話よりも「書くチカラ」です 松井博 #5 — 朝日新聞GLOBE https://t.co/fTexdeqXDT
— 松井博 (@Matsuhiro) 2018年3月3日
決して松井さんの記事を見てライティングについて書こうとしたわけではありません。
なので、パクリではなくインスパイアと言いましょう。(どうでもいい)
【参考サイト】
英語が”書けない”日本人
早速ですが、松井さんの記事からの引用です。
ちなみに文科省が高校生に求める英語力は卒業時に英検準2級~2級程度とされていますから、実は高校生3年生の大半は、高校生レベルに達していなかったというなんともお粗末な結果だったのです。
引用元:英語が拓く世界
上のグラフは文科省が2015年度に高校生を対象に行った英語の4技能レベルの調査結果です。
80%近くの高校生が書くことにおいては英検3級以下の力しかないという、ある意味納得の結果です。
まず、日本人は学校教育でまったくと言っていいほど”書く”、”話す”というアウトプットの練習をやっていません。
私自身、中学から大学まで英語教育を受けてきたワケですが、とりわけアウトプット能力である2つの技能を練習した記憶はほとんどありません。
まぁ”当サイトの運営者の自己紹介 - Let me introduce myself. –”にある通り、英語嫌いで英語を避けて生きてきた人間なので当然ですが。汗
そのため私自身は、記事内で言及されているように”高校生レベルにも達していない”下手すると中学生以下の英語能力でした。
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ただし、実際に社会人となって曲がりなりにも英語を使うようになって感じるのは、”書く”、”話す”のアウトプットができなきゃお話にならないという現実です。
この日本の英語教育と実際に英語を使う場面とのミスマッチングを解決する方法は、残念ながら自分でどうにかするしか現状どうすることもできません。
英語を書くことの重要性
じゃあどうするかって言ったら「英語をひたすら書く」ことです。
「んなことたぁわかってんだよ!」って思いますが、残念ながらそれがこの世の真理なんですよねー。(遠い目)
そもそも私が英文を書く重要性を痛感したのは、フィリピン・セブにあるブライチャーに留学した時です。
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”書けない”ことは”話せない”
”【セブ留学回顧録】Brightureに1週間留学してみた”などの記事で書いてますが、ブライチャーではたくさん英文書かされます。(言い方が失礼)
記事内でも書きましたが、宿題で毎日いっぱいいっぱいになりながら書くわけですが、そこで感じたのは
「書けないことは話せない」
という当たり前の事でした。
話言葉、書き言葉の違いこそあれど、”話す”、”書く”のアウトプットにおいて、ネイティブでない我々のスタートは脳内で英文を組み立てることから始まります。
その組み立てた英文を”話す”、”書く”、それぞれ違う方法でアウトプットしているのです。
時間をかけて書けないことを、瞬時に話せないのは当然の道理です。
逆に言えば、伝えたいことを英語で書くことができれば、時間がかかったとしても話すこともできると個人的に考えています。
この「時間がかかってなら話すことができる」というのは初心者にとっては自信につながりますし、一度自分の考えを明文化してみると、不思議と同じ話題について話すときにスムーズになります。
そのプロセスをトレーニングで短縮させることが英語全般の運用能力の底上げになると感じています。
ビジネスシーンでの運用
松井さんも記事内で触れてますが、ビジネスシーンでは正しく英語を書けないと非常に困った事態になりかねません。
特に契約にかかわる納期、サービスの問題点や懸念事項をキチンと伝えられないと後々重大なトラブルになりかねません。(絶賛実感中)
私の場合は下手な表現で誤解を招かないようシンプルに書くことを心がけています。
特に相手が東南アジアなどのノンネイティブの場合は、お互い都合よく脳内で変換する余地がありまくるので、なおさらシンプルに書くようにしています。(そもそも凝った表現を知らないだけとも言える)
インプットも大切
毎回言っていますがたくさんインプットすることも非常に大切です。
意味の知らない単語や表現は当然使えません。
なので、普段から多読などを通してインプットを増やしておくことをしておかないといけないと思います。←サボりまくってる人
結局インプットとアウトプットは両輪なワケで、”インプットしたことをアウトプットする”サイクルを回さないと定着はしていきません。
覚えたと思っても、使わないと平気で秒速で忘れていきますから。
私の場合、TOEICの勉強をしている際にインプットしたPart7の英文メールなどは、実際に仕事でメールを書く際には非常に役立っていると感じています。
どうやって”英語を書く”トレーニングをするか
ではどうやって”英語を書く”トレーニングをすればいいのか?
”ルールを覚えてひたすら書く”に尽きると思います。
ルールって言うと難しい気がしますが、いたってシンプルです。
守らなきゃ死ぬってワケでもありませんし、失敗しながら学んでいくってのが英語をはじめ何かを習得する上で欠かせないプロセスだと思います。
英作文のルールの確認
実際に英文を書く前にまずは、英語を書く際の基本的なルールを押さえておきましょう。
”英検準1級合格者がオススメする試験対策 - Writing 編 ー”の記事でも紹介したグローバル時代を生き抜くための ハーバード式英語学習法という本がコンパクトにまとまっていて非常に分かりやすいです。
この本では、英語を書く際の日本語との違いからどういった構成で英文を書けばいいかをわかりやすく説明しています。
日本語の場合は「起承転結」と言われるように、結論を最後に書くことを我々は学校で習いますが、英文においては逆に結論あり気で書く必要があります。
この本では、自分の結論を補足する根拠を順を追って説明する書き方など、ベーシックを学べます。
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SNSで英語を発信
次に何書けばいいの?ってお話ですが、それこそ何でもいいと思います。(爆)
日記でもいいですし、英検のエッセイみたいにあるテーマについて書くのも非常にいいと思います。
さらに今なら、自分が書いた英文をSNSで簡単に海外の人たちへ発信することができます。
”英検準1級合格者がオススメする試験対策 - Writing 編 ー”でも紹介しているHelloTalkというアプリなんかはうってつけの場だと思います。
書いた文を校正してもらえる機能があり、実際にネイティブに添削してもらえたりします。
さらに仲良くなればチャットでやりとりしたりできます。
”英語が話せると日本人男性は外国人にモテるのか考えてみた!”という記事でも書いてますが、仲良くなれば外国人のパートナーができるかもしれませんよ!?(動機が不純でもいいのです)
真面目な話、チャットてのは英会話にも活きてくると思いますし(`・ω・´)キリッ
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まとめ
今回は英語学習におけるライティングの重要性について書いてみましたが、いかがでしたか?
結局”読む”、”聞く”、”話す”、”書く”全部やらなきゃいけないわけですが、学校教育からして日本人にとって”書く”ってのはおざなりになりがちです。
強制的に書かされるよりは、SNSなどで自分の興味のある分野について発信してみるときっと新しい発見があると思います。
私自信もっと英語書かなきゃいけない身なので、この記事を機にまた頑張ります(^_^;)
Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is.
That’s why, I am learning English.