英検1級受けた3日後にTOEIC IPテストを受験した感想

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英検1級受験に引き続き、先週会社でTOEIC IPテストを受験しました。

私の職場では半年に1回IPテストを実施しており希望者は無料で受けられます。

TOEICで目標だった900点を取ってからは自発的に公開テストを受けていないため、このIPテストが地味に楽しみだったりします。まぁ要するに自腹で受けたくないセコイ人間ってことです。

半年ぶりに受験したTOEIC IPテストの感想をせっかくなんで英検1級と比較しながら書いてみたいと思います。

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前回のTOEIC IP

半年前のTOEICは”新形式TOEICを対策しないではじめて受験してみた”の記事のとおり、全く対策せずに受験しました。

予備知識ゼロで新形式(2016年5月以降の形式のこと)を受けたので、以前の形式との違いを純粋に楽しみながら解いたのを覚えています。

結果は”はじめて受けた新形式TOEICのスコア晒します”にあるとおり、

リスニング :455点

リーディング:390点

合計    :845点

でした。

俗に言うAランク(860点以上)にも届かない不甲斐ない結果でした。

特にリーディングが400点切るという体たらくでちょっと落ち込みました。

TOEICの捉え方

それでも現在はTOEICの対策をしようとは思っていません。

“TOEIC900点でも英語は話せない”は本当?実際に何ができるん?”という記事に書いたように、今までの英語学習を通して「TOEICだけじゃ限界がある」と感じているからです。

もちろん個人ごとに目的にあった英語との付き合い方をしていけばいいわけです。

私が英語勉強はじめた時も、会社で言われたから「TOEICで700点とる」が最初のゴールでした。

その過程でもっと英語でいろんなことを世界を知りたいと思って現在も英語学習を続けています。

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話が脱線しますが、たまたま見つけたツイートをご紹介します。


このツイートはいい得て妙だなと思いました。

昔の私も「TOEIC900点」ってめっちゃ英語できると思ってました。

ただ自分の場合、900点とっても話せなかったワケです。それって「得意」ではないですよね?

そういう意味ではこの「どれだけ英語ができないかを測る試験」ってのはすごくシックリくる表現でした。

もちろん満点取るような高得点者の方はまた違う次元にいるんでしょうが。

半年振りのTOEIC

案の定、前フリが長くなりました。汗

今回の受験した感想です。

3日前に英検1級を対策なしで受ける愚か者なので、このTOEIC IPも対策なしで受験しました。

とはいえ、自分の中ではIPテストまでの半年の間に学習してきたことがどのような影響を与えているかというのを測るテストとして捕らえているのでノープロブレムです。なにがノープロブレムなのかはわかりませんが。

リスニング

前回はリスニングで「先読みしない縛り」して受けたんですが、それすらも忘れて普通に先読みして解いてました。

満点は当然ないと思いますが、それなりに手ごたえあったので安定の450点くらいだと思います。安定っていうのは私の場合450点以上は1回しか取ったことないからです。

ポッドキャスト多聴の効果

先日の英検1級のときにも感じましたが、最近Podcastの多聴をしているのでリスニング問題は以前よりクリアに聞こえて理解できるようになった気がします。

よく聞いてるAll Ears Englishだと2人のMCがスカイプかなんかで話してるプログラムなので、たまに回線の影響などで音質が悪かったりします。

他にもMCのおうちが停電になって、「今日は私のスタジオ(キッチン)が使えないからカフェで話してるから周りがうるさくてごめんなさいね。」って感じで、周りがガヤガヤしてる時なんかもあります。

あとは、ネイティブのナチュラルスピードはホントに早いのでスピードに慣れる意味でも効果はあると思います。

こういうのを普段から聞いてるとTOEICや英検のように騒音のないナレーションを聞きやすくなると思います。

あとは誤解を恐れずに言えば、TOEICの問題範囲はある程度決まっているのでお馴染みの「コピー機が壊れた」だの、「フライトが遅れるからクーポン配るよ」などの出題傾向に慣れると思った以上に理解しやすいです。

解いてて、予想通りのオチになる問題が多かった気がします。

まぁ今回IPテストだったので、公開テストに比べれば選択肢もシンプルなものが多かったおかげかもしれませんが。

ただ、TOEICで高得点(満点とは言ってない)とりたい場合は「公式問題集などのTOEICの問題を解きまくる」が一番の近です

ポッドキャストの多聴は余裕がある場合や、気分転換に聴くってのがいいと思います。

難関のPart2

今回も一番迷ったのはPart2です。

ある程度TOEICに慣れてくると一番の難関はPart2だと個人的に思います。

理由としては、Part2のみ問題も選択肢も音声で出題されるので気を抜いてるとホントにどうにもならないからです。Part1も似た出題方法ですが写真というヒントがあるのである程度予想がついたりします。

Part3、4に関しては全て聞き取れなくても、話の前後関係から推測できる場合があるので最後まで諦めずに聴けば正答率は高まると思います。

とりあえず高得点とる際のコツ(?)としては、わからない問題があっても切り替えて次のリスニングに集中することですね。

大丈夫100問あるんです。ささいなミスに気をとられてる暇などありません。

ちなみに今回はPart2の説明ナレーションのうちにPart3の選択肢を先読みしようと夢中になり、2問くらい問題はじまってるのに気づきませんでした。初歩的過ぎるミス。

リーディング

リーディングは普通に順番どおりに解きました。

途中タイムマネージメントを間違えて結局最後の5問くらい塗り絵になってしまいました。

塗り絵以外はそこそこ手ごたえがあったので400点~450点くらいだと思います。

ただIPテストの場合、公開テストと比べて問題文の長さが目に見えて短いのでその点を踏まえると全然参考になりませんが。汗

多読の効果

英検1級では多読の効果を実感できませんでしたが、TOEICに関してはある程度実感できました。

NPRNewselaのようなニュースサイトに比べればTOEICの英文はそんなに難しくありません。

TOEIC頻出の語彙さえ掴んでおけば、比較的読みやすいと思います。

ちなみに語彙は「金のフレーズ」1冊やっておけば十分です。

最近は自分の語彙レベルより高い洋書を読んでいるおかげで、TOEICの英文は意味を把握しながら読めるので楽しかったです。

タイムマネージメントが重要

リーディングの一番のキーはタイムマネージメントです。

100問ある内でいかにわかる問題を回答できるかが重要です。

この「試験の王道」を実践するためには、「わからない問題の見切りをつける」という判断の早さが大切です。

そのためにもあらかじめ各Partの所要時間を決めておくといいと思います。

ちなみにうちの会社の場合、IPテストの開始時間がいつも同じじゃないです。

今回の場合11:45が終了時間だったのですが、12:00までだと勘違いしてて途中で気づいて慌てました。

こうなると焦って解こうとして、英文読んでても頭に入ってこなくなりました。笑

TOEICと英検1級どっちが難しい?

リスニングとリーディングだけの話になってしまいますが受験した際に難しさの種類が違うなぁと改めて感じました。

そもそも論ですが、TOEICと英検1級では問われる能力が違います。

個人の感覚で恐縮ですが、「英文や語彙の難しさなら英検」、「英語に関する瞬発力ならTOEIC」っていう感じです。まぁどってが良いって話ではないですが。

ショッピングモールとサッカースタジアムのように設計思想が違う物を比べること事態ある意味ナンセンスなのかも知れません。(わかりずらい比喩)

問題の総数もTOEIC200問、英検68問と倍以上違います。

なのでTOEICは英語を短時間で処理する能力が必要ですし、英検では難しい語彙や幅広い知識が問われます。

異論はもちろん認めますが、その試験にあった勉強するのがやはり一番だと思いました。

まとめ

今回は半年振りに受けたTOEIC IPテスト受験について書いてみました。

スコアはどうなるかわかりませんが、やっぱり久々に受けると楽しかったです。

最近は英語学習の頻度が下がっているので、今回の英検とTOEICがきっかけになるといいなと思っています。

Learning English is a long journey. Sometimes I get really exhausted. But I’ve already known how interesting it is.

That’s why, I am learning English.

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